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【FISHBOY特集①】シンプルでキャッチーに。“PuChu!ダンス”に込められた振付師の熱い想い
2019.11.16

シンプルでキャッチーに。
ダンサーFISHBOYが
“Puchu!ダンス”に込めた想い

PuChu!では30分に1回、大人も子供も一緒になって踊るダンスタイムがある。その振り付けを担当したのがダンサーのFISHBOYさん。アートセンス、ハートセンスをそれぞれ刺激するPuChu!ダンスが生まれるまでに迫ってみた。

ぷちゅうじん(スタッフ)も恥ずかしがらずに踊れるものを…
まずはスタッフみんなのアイデアを集めることからスタート

PuChu!の世界観を伝える大事な役割を担うぷちゅうじん(PuChu!人)こと、スタッフの皆さんのモチベーションが上がること、恥ずかしがらずに踊れることが大切だと思い、スタッフの皆と作ることを決めました。アイデアを集めてそれを僕がまとめることにしたのですが、いろんなアイデアが出てきてどう具現化していくか悩ましかったのですが、とても楽しかったですね。

PuChu!ダンスに求められていたのは
シンプルでいて分かりやすくキャッチーであること

未就学児をコアダンサーとしてほしいというオーダーだったので、小さい子供でも踊れるシンプルさ、さらに踊る楽しさが伝わる仕掛けが必要だと考えました。振り付けの基本として、歌詞の意味を汲み取ってそれを動きで表現するのですが、PuChu!ダンスの歌詞はキーワードが多く、どこをどう切り取って動きとリンクさせていくかが難しくて結構悩みました。簡単=シンプルすぎても楽しめないし、要素が多すぎても難しくて踊れない。その間(はざま)でこれはどうだろう?
あれはどうだろう?って頭の中でイメージを繰り返しつつ何日か迷っていました。

振り付けを考える時は①Youtubeなどでたくさんの映像を見て要素やアイデアをインプットする。②頭の中でひたすらイメージしてあらゆる振りを考える。電車で移動中とか、カフェでお茶してる時とか。③踊り込むor天から振りが落ちてくるのを待つ。の3段階が僕のスタイルです。


突然振りが落ちてくるパターンと
踊り込んで自分から答えを迎えにいくパターン
PuChu!ダンスは後者でした。

数日間迷った後に、よし、踊るか!と何かスイッチみたいなものが入り、なんとなくイメージしてかき集めた要素を繋ぎながら鏡の前で踊ってみるんです。ん〜違うな。ということもあるし、お!いいぞいいぞというときもあって様々。PuChu!ダンスに関してはとにかく踊って体が正解を迎えに行くまで踊りこみました。で、確か30パターンぐらい動きを出してみたんです。いらない部分は削ったりしながらだんだん思い描いていたシンプルなおかつキャッチーなものに近づいてきて。でこれだ!行き着いたのが今のPuChu!ダンスです。

自宅の鏡の前でひたすら踊って踊って体が自発的に振りを持ってくるまで踊りこみました。


中でも難航したのがラップパート。
意味を伝えつつシンプルな動きを模索し
たどり着いたのがこの振りでした。

「1、2、3旅の始まり。未来に向けていっちょ先回り。」と、ワード数も多いし意味合いも強いラップパート。このパワーワードをストレートに伝えるために最初は結構踊り込むパートにしていたんですが、シンプルにというお題の中でこのボリュームをどう削ってまとめようかと悩みました。ラップに出てくる全ての要素を直線で繋いだらどうなるんだろう?と思いついたのがこの振り。ラジオ体操にも出てくるようなシンプルな振りなんですが、それぞれ個性のあるポジティブなワードを一直線で繋いでより強く、前へ進むというメッセージを良い具合に振りに乗せることができたのかなと思っています。

そぎ落とすのが大変だったというラップパートの振りは、シンプルかつストレートにメッセージを表現したこの直線ポーズが肝。


シンプルで分かりやすいのに楽しい!ポジティブな気持ちになれるPuChu!ダンス。ぜひ会場で体感してみてくださいね。


【後半2/2:日本人全員をダンサーにする!世界トップレベルのダンサーが伝えたいメッセージとは】



FISHBOY
ストリートダンサーであり、振付師としても活躍しながら、ダンスボーカルグループRADIO FISHのメンバーとしても活動する。
https://www.watanabepro.co.jp/mypage/60000018/